オールアースパウダー® はDIYでの施工も可能です。
ご家族で、ご友人を呼んで、ワイワイ楽しく室内環境の改善が行えます。
左官職人が施工するような綺麗な仕上がりは望めないかもしれませんが、
電磁波抑制や調湿の機能は変わりません。
多少の凸凹もご家族で施工した良い思い出に。
※道具の貸出や、養生から施工までアドバイザーがサポートするサポートプログラムもご用意しています。お気軽にご相談ください。
※事前事後の電磁波測定及びアース接続工事は電磁波測定士及び電気工事士の有資格者が必要です。電磁波測定、アース工事も含めた材料のお見積りを致します。
DIY 施工事例
10帖のお部屋の壁と天井をビニールクロスの上からDIY施工した1日の流れとおよその所要時間をご紹介します。
施工面積 約50㎡
オールアースパウダー® 5袋(1袋約10㎡塗り)
作業者 アドバイザー1名・大人3名・子供2名
事前準備(事前測定&アース接続)
事前の電磁波(電場)数値を確認し(電磁波測定士)、アース接続工事(電気工事士)を行います。
施工前に電磁波測定を行い現況を把握します。
※写真は240V/m。ガイドラインは25V/m以下
施工するお部屋のアース付きコンセントのアースを利用し、導電性シールにアース接続を行います。この導電性シールの上にオールアースパウダー®を施工していくことでアースが効いていきます。
※お部屋にアース付きコンセントが無い場合は別途アース工事が必要です。
塗り壁は入隅にひび割れが起こりやすくなります。ひび割れの際も各壁面へアースが効くように入隅に導電性シールを貼りアースの補強をします。
ステップ1 「養生」 9:00~10:00
移動できる荷物は他の部屋に移し、移動できない大型家具は部屋の中央に集め、床、家具へビニルシートで養生をします。
また、巾木や建具の枠など、汚れてはいけない部分にもマスキングテープで養生をします。
※用意するもの
ビニルシート、マスカーテープ、マスキングテープ
※子供参加OK
天井を施工する場合は、特に珪藻土が垂れやすいので、家具もしっかり養生しましょう。
粘着テープと養生シートが一体となった「マスカーテープ」を使用することで床の養生がしやすくなります。エアコンなど、取り外せないものへの養生にも便利です。
マスキングテープを貼る前に、粘着しやすいように巾木や枠の上に溜まったホコリを払います。建具の枠の上など見えにくい部分もしっかりホコリを払いましょう。
オールアースパウダー®の塗り厚である2~3mmの隙間を残してマスキングテープを真っ直ぐ貼っていきます。
ステップ2 「下地調整」 10:00~12:00
ビニルクロスの上にオールアースパウダー®を施工していくため、珪藻土の重みでクロスが剝がれないように、クロスの継ぎ目や端など剥がれやすい部分にタッカーを打って補強していきます。
また、灰汁止めや、塗装面とオールアースパウダー®との密着性を高めるためのシーラーを施工し2~3時間程度乾燥させます。
※用意するもの
タッカー、ローラー、ローラーバケット、シーラー
※子供参加OK
ビニルクロスの上から施工することで余計なゴミを出さず、環境に優しく経済的です。汚れや剥がれなど、著しくクロスの状態が悪い時は剥がすことをご検討ください。
タッカーは少し力が要りますが小学校中~高学年くらいであれば一緒に作業ができます。
シーラーの施工中。ローラーは下から上に塗ることで液が垂れにくくなります。
導通が取れなくなってしまうため、アース接続のための導電性シールの表面にはシーラーを施工しないで下さい。
ステップ3 「撹拌」 14:00~14:30
バケツに基準水量の水を入れ、オールアースパウダー®を投入し、撹拌機でよく練っていきます。
※用意するもの
バケツ、撹拌機、撹拌羽根
※子供参加NG・・・撹拌機の扱いは力が要ります。必ず大人が撹拌しましょう。
バケツに先に水を入れ、水の中にオールアースパウダー®を投入し撹拌します。
アース用の導電性繊維が良く混ざるように、十分に撹拌します。
1袋10kgのオールアースパウダー®を練るのに、水8~10リットル使用します。材料が緩くなりすぎると塗る時にポタポタと落としやすいので、緩くなり過ぎないように水の量を調整します。
1000回転以上(回転/分)の攪拌機をご使用下さい。
※貸出可
指定の撹拌羽根をご使用下さい。
※貸出可
ステップ4 「施工」14:30~17:00
いよいよ施工です。最初は塗りやすい壁面で練習をしながらコツを掴んで塗っていきます。
天井の施工は一段も二段もハードルが上がります。腕に自信のある方は挑戦しましょう。
※用意するもの
コテ、手板
※子供参加もちろんOK!
手板からコテに材料を移す際のコツ、壁に材料を伸ばす際のコツ、何度もやっているうちに段々と慣れてきます。
家族と友人と、ワイワイ楽しんでできるのがDIYの魅力の一つです。ただ、塗っている時はまさに「真剣」「集中」「無心」。コテを動かす音だけが心地良く響き渡っていました。
ステップ5 「乾燥」
1〜2日間、風通しを良くして乾燥させます。梅雨時などはエアコンや除湿器等も利用しましょう。
オールアースパウダー®が乾く前に、マスキングテープ等を剥がし、養生も撤去します。
乾く前は茶色っぽい色をしていますが、乾くと白っぽくなっていきます。
※写真は乾燥前
事後測定
施工完了後、改めて電磁波(電場)の測定を行い、効果を確認します。
施工前に240V/mあった電磁波(電場)が40V/mに下がりました。
※ガイドライン25V/m以下
ご留意事項
・オールアースパウダー®は珪藻土にパウダー状にした導電性繊維を配合した製品です。現場で練って、手作業で施工していくため、導電性繊維が不均一の部分ができ、電磁波(電場)の数値が一定とならない場合がございます。予めご承知おき下さい。
・また、コンセントアースの接地抵抗が高い場合や、アース箇所が少ない場合など、電磁波(電場)の数値がガイドライン以下に下がらない場合もございます。
尚、壁や天井は一定の距離が確保できるため、必ずしも電磁波(電場)の数値がガイドライン以下に下がらない場合も、電磁波対策として有効であり、支障ありません。
電磁波の負荷を軽減し、室内の湿度環境を改善する、機能性壁材としてご理解いただき、ご利用いただければ幸いです。
※電磁波(電場)の数値を必ずガイドライン以下に下げることを目的とした場合、導電性スパンボンド(シート)の施工をお勧め致します。
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