What’s “All Earth®” ?
オールアースとは?
オールアース®とは── 「大地のような心地よい空間に暮らすこと」
朝露が陽光でキラキラと乱反射する芝生の上を、素足で歩いてみる。
家族みんなで公園の芝生の上に寝転がって空を眺めてみる。
大地と一体になる心地がして、なんだか心もカラダも元気になる。
そんな住まいがあればいいな。私たちは、日々、そう考えています。
ふと気がつくと、毎日パソコンやデジタル機器を使用し、たくさんの照明に囲まれ、快適な住まいのために持ち込まれた多くの家電製品に覆われた住まい。そこから、たくさんの電磁波が、床や壁を伝って、私たちやご家族の身体へと伝搬していることをご存じでしょうか?
働き方や生活のあり方が問われるニューノーマルな時代に、大切なご家族やお仲間とともに、大地のような心地よい空間で、新たなシンプルライフを始めてみませんか。
Why “All Earth®” ?
オールアース®がなぜ必要なのでしょうか?
【家屋の電気設備の推移】
※これらの数値は(株)レジナが独自に調査を行った平均値です。
従来:築35年以上(昭和53年以前) 15棟の平均数値です。
現在:新築5年以内(平成20年〜25年) 550棟の平均数値です。
※表記している配線は一般的な単相2線及び単相3線の電力ケーブルのみを指しています。
日本は電磁波で溢れている!?
具体的な数値としては、日本の住宅は150V/m~450V/mという数値になっていますので、海外の平均値からすると、10倍~40倍と、異常な数値を示しています。これは、海外ではアース付コンセントが主流で家電製品がアースされている〚のに対し日本ではほとんどアースがされていない〛ことが主な要因です。また、照明とコンセントの数そのものが日本の平均の4分の一であるため、当然屋内配線も少ないことが分かっています。高度成長期を経て、私たちの生活スタイルと電気の使い方によるギャップが起こってしまいました。
実際、この50年間で電気の使用量が10倍にも及んでいることをご存じでしょうか。そのため、床や壁の中の屋内配線は950メートルにもなり、たくさんの電化製品が使えるようにと、コンセントも増えて、明るい照明が、住まいに欠かせなくなりました。
つまり、利便性と機能性を追求した結果、住まいの進化によるデジタルジレンマ【利便性が生んだ落とし穴】を引き起こしてしまっているのです。
【海外の住宅との比較で分かってきたこと】
では海外の状況はどうか?欧米、とりわけ健幸先進国と言われるドイツやスウェーデンなどでは、これほど大きなギャップは起きていません。(WHOが「クライテリアNo.238のP-68」にて公表)具体的な数値としては、日本の住宅は150V/m~450V/mという数値になっていますので、海外の平均値からすると、10倍~40倍と、異常な数値を示しています。これは、海外ではアース付コンセントが主流で家電製品がアースされているのに対し日本ではほとんどアースがされていないことが主な要因です。また、照明とコンセントの数そのものが日本の平均の4分の一であるため、当然屋内配線も少ないことが分かっています。
つまり、なぜオールアース®が必要なのか?
その根源には、諸外国ではアース(大地の回路を利用して電気を逃がすこと)が当たり前になっているのに対し、日本だけが特殊な環境にあるということも挙げられます。
電磁波の驚くべき特徴 ──「家」が、電磁波の発生源!?
屋内配線が通っている付近の床や壁には、電場が伝播します。そして、その床の上に座っていたり、壁の近くに置かれたベッドで寝ていると、電場は人の身体に集まってしまいます。
その状態で身体の電場を測定すると、世界で最も厳しいとされるスウェーデンのガイドラインの10倍にもなり、床面やベッドの上よりも身体のほうが高い数値になることもあります。そして、屋内配線からの電場の数値は、パソコンに触れている時とほぼ同じです。
つまり、「家」が、電磁波の発生源となっているのです。
この屋内配線は、常に電圧がかかっている状態ですので、電場を発生させ、特に木造2階建ての2階の床はもっとも強くなります。それは、どうしても1階の天井裏に配線が集中してしまうからです。
なぜ「オールアース」が必要なのか?
もう一つの理由は、「住まいの電化」の進展に対して、こうした屋内配線からの影響を軽減するための工法が必要な時代になってきたからです。
【電磁波の基準と現況】
For All Earth® Life
電磁波先進国からオールアース®生活のあり方を学ぶ
アースは、限りなく地球に近い環境を創造します。
アースは英語でearth(地球)ともground(地面)ともいいますが、日本語では「接地」と訳されます。ハイボルテージ(250ボルト)の国(EU諸国や韓国など)では、このアースが義務付けられています。(※日本でも200ボルト以上はアースが義務化されています)しかし、日本で使われている電気は100ボルトが中心ですから、私たち日本人はアースへの認識が希薄です。
実は電気の設備基準が決められている内線規程というルールでは、「すべての部屋にアース付のコンセントを設けること」が推奨されています。アースが取れない生活環境にあることが、実は大きな潜在的な問題をつくっています。最も電磁波の影響を受けやすい環境に置かれているのは、私たち日本人であることをあらためて認識しておく必要があります。
【バウビオロギー(建築生物学)の3要素】
電磁波の影響を限りなく最小限に抑えるためのヒント
住環境における電磁波に関して、ヨーロッパ各国と日本では、ガイドラインや一般的な認識の違いがあり、また設備にはこのような違いがあります。
①コンセントはすべてアース端子付き。
②パソコンはすべてアース端子付き。
③日本と比べて照明、コンセントが少ない。
④日本と比べて屋内配線の使用量が3分の1。
⑤電気毛布や電気カーペットは使わない。
スウェーデンには世界一厳しい電磁波のガイドラインがあります。そして、ドイツにはバウビオロギー(建築生物学)という概念があり、住まいの「4つの環境要素」の1つとして電磁波を挙げ、寝室に限定した規定を設けています。一方で日本にはまだ、現実的な規制値さえもありません。
ヨーロッパ諸国よりも身体に負荷がかかる電気環境にある日本で、電磁波の影響を受けないためには、どうすれば良いのでしょうか?その答えこそが、オールアース®の技術に凝縮されています。