福島県須賀川市にあります須賀川信用金庫様の本部と本店の両建物にオールアースを導入いただきました。元の建物が東日本大震災で全壊してしまったため、新しく建設された建物で、震災後いち早く竣工したまさに震災復興の象徴とも言うべき建物です。
設計を手掛けられた土田建築設計事務所さんから、来店されるお客様、そして従業員の方も安心してゆっくり過ごせる建物にしましょうとご提案いただき、導入が実現しました。
導入前には、須賀川信用金庫のご担当の方々、そして建設業者様にお集まりいただいての電磁波勉強会を行い、皆さんにしっかりとご理解、ご納得いただいてのスタートでした。
オフィスのOAフロアは床下にたくさんの配線が入るため、住宅同様直接触れ続ける床面への対策が特に重要になります。もちろん壁内配線からの影響も考慮し、壁面への施工も必要です。施工範囲は従業員のフロアだけでなく、お客様がお見えになる応接室まで広範囲に及び、施工前には採用される床システムで実大測定実験を行い、万全を期しての施工となりました。
土田建築設計さん主導のもと、建築業者様の正確且つ丁寧な仕事のおかげで、竣工時の検査では、アースがよく効いて電気の負荷の影響が少ない、とても気持ちの良い空間となりました。
しかし、これで終わりではありません。
シートの施工により建物内部の配線からの電磁波の影響は軽減できますが、オフィス内のパソコンは個別にアースをして対策しないとなりませんので、竣工後は本部と本店の計80台のパソコンすべてアース接続し、長時間パソコン作業をされる従業員の方が、電磁波の影響を受けにくいストレスフリーの作業環境となりました。










